映画「抱きしめたい」ネタバレ感想１

忙しかったりオリンピックだったりすっかり休んじゃいました。
昔からフィギュアが好きなのでフィギュアにはついつい熱くなっちゃって、色々感動だったな〜。マオちゃんがアクセル成功した時点でドバドバ泣けて来ちゃってね。
人が感動してるのに隣で冷静に理屈をこねくりまわしてる旦那さんにイラっとしたりして。性格の不一致がいよいよ色濃く・・ほほほ

そんな旦那さんもお気に入り「キングオブ男」三種類しっかりゲットしてましたよ。
カップリング「夢列車」「行く♪行く♪」「まで♪まで♪」繰り返すのが可愛くて好きです。
ＭＶ、総柄のヤンキー衣装が違和感無く似合っちゃうエイト君流石だよな〜！！
設定そのまま映像化とか夢見ちゃうけど「エイトレンジャー２」絶賛撮影中だもんね。錦野さんは今回もメッシュ？まだ「オレオレ♪」歌ってるの？とかとか気になる事いっぱい。
赤のシマシマパンツのニョッキこと錦戸亮ちゃんは前髪上げの素顔もグラサン顔もグラサン外した瞬間も惚れ惚れ超絶男前！！
悪そうな顔してしぼり出すような「辛くて！！」が本当に辛そうでしっかり役柄に入りこんでる感じ。皆もだけど。
暫く良い人役が続いてるから俳優錦戸亮の振り幅をガツンと世間に知らしめる為こんな極悪の役を挟んでくれてもいいかなーとか欲を言ってみる。宗佑さんの美しく冷たい顔が懐かしい。
どんな役でも早く次が来てくれますように。神様仏様何にでも祈っちゃうよ。

メイキング、金キラ衣装でもキャップを忘れない亮ちゃんはブレない奴。
いつものごとき頭の回転の早さで説明を理解してチャキチャキ踊って「夢を掴むまでマパン♪マパン♪」って侮れない奴。
終始楽しそうな亮ちゃんにニンマリが絶えないよ。亮ちゃんが幸せならそれで良し！！

「抱きしめたい」絶賛上映中！！母を無理矢理誘って４回目、一人で５回目、６回目はいつ行けるかと企み中です。
映画好きの母の感想は予告から受けていた印象より「ずっと良かった」だそうで、同じような理由で最初から映画を観ようとしない人勿体無いよ〜！！「抱きしめたい」どこをどう取っても良い映画です！！！

運命ってあるじゃないですか？つかさと雅己の出会いは正に運命だと思う。
偶然出会ってお互い大好きになって障害や周囲の反対にも揺らがず愛し合い支え合って、そんな運命の人に出会えたら幸せだよね。
景子ちゃんのつかさと亮ちゃんのまーさん、本当にお似合いで可愛いカップルで夫婦だったな。いつまでも二人の生活を覗き見たいようだったよ。
待ち望んでいた我が子を育てられない辛さを考えると胸が痛い。夫婦でなごみ君を育てている姿も見たかった。
父ちゃんひとりだと嫁の面影がある息子を甘やかし過ぎてイカンもんね。天国のつかさがヤキモキしてそう。
「天国のお母さんに言うぞ！！」お母さんのいる天国を指さして止めのお説教するのがいい。父と子にとって天国のお母さんは絶対なのだ。

それでは実話とか脇にそーっと置かせて頂いて、映画としてのほぼあらすじ感想行かせていただきます。

二人の出会いは雅己が所属するバスケットチーム網走アルカトラズ・・ってナイスネーミング！！とつかさが所属するボッチャチームの体育館予約が重なっていて揉めてる真っ最中、ちゃんと普通に予約したのに健常者の上から目線で譲られたら腹も立つよな。譲ってる方も何の悪気も無いのは解るけどね。
「フロア分けません？」フェアーに半分この提案をする雅己に憤慨してるつかさも拍子抜け、良くも悪くも障害者に対する差別みたいなものを日々感じてると思われるつかさだけど、雅己はその辺最初からフラットな感じが好感持てたのかな〜と。

体育館の入り口で待機するつかさを見かけて「足はあるの？」迎えがあるのか親切心で声をかけた雅己に「足はちゃんと着いてる」「ぼったくる気ですか？」少々被害妄想な返答にもさらりと「じゃー乗ってく？」普通に誘ってるのもいいね。

網走から北見って意外に遠いんです。網走の体育館から北見まで買い物に行くというつかさに「市内じゃないの？」戸惑いながらも無料で乗せちゃうまーさん優しいね。
そっとお姫様抱っこしてタクシーに乗せてくれたり不器用に車椅子畳んでくれたり雅己の表裏の無さそうな親切っぷりに記憶障害のあるつかさは「どこかで会いましたっけ？」不思議そうに頭を傾げてるが可愛いの。
車中、後ろに座るつかさが気になって仕方がない雅己、やっぱり一目惚れなんじゃないかな？気まずさ紛れにラジオをかけると流れてくるハワイアン♪極寒の網走でハワイアンとか面白いよね〜。

ハワイアンをバックに車椅子でショッピングモールを縦横無尽なつかさを追いかけて右往左往するまーさんが可笑しい。
下着売り場で行き止まり「何を買うつもりだったか忘れちゃった」笑顔のつかさに「へ？」狐につままれたみたいな顔してるまーさんが可愛い。
フードコートでアイスクリームを食べる二人、アイスクリームの味がお互い「柔らかい」だったり食の感覚が合うのも運命だったのかも。
つかさを部屋まで送り届けると「お茶を入れるから入って」「そこ座って」「ストーブ付けて」すっかりつかさのペースに巻き込まれちゃって戸惑い顔まーさんの可愛いさよ！！疲れたのかウトウトしだしたつかさに「ベットまで運ぼうか？」とか底なしに優しいよな〜
「さよなら」寝ぼけたつかさにあっさり別れを告げられて、ブランケットを掛けてあげて、お茶のコップを片付けて部屋を後にして、車のエンジン掛けて時間の経過を物語るような窓に積もった雪をワイパーで掻いて、ちょっぴり後ろ髪引かれた感じのまーさんなのでした。

タクシー会社の先輩に恋の相談をするまーさん、「この人だ！！と信じて突っ走れ！！」とかなんとか、恋心の後押しをして貰って「なるほど」素直に頷いてたけどまさかまるっとその通りにするとは。つかさのタクシー依頼に飛びつくあたり完全恋しちゃってるよね〜

一方つかさは養護施設でボランティア、自分の親は前科者で顔も頭も良くないしスポーツも嫌い。将来を悲観してちょっぴりひねくれてる女の子に「それじゃあお嫁に行ったらいい。顔は整形したらいいよ」綺麗ごとを言ってお茶を濁したりしない、ストレートなアドバイスをするつかさに女の子もタジタジ、どんな状況でも自分の気持ち次第で明るく生きて行ける。諦めなければ色んな可能性があると伝えたかったのかな。
そんな女の子がいつの間にかつかさやまーさんと家族みたいに仲良くなってるのがとっても嬉しかったの。

つかさを乗せてボッチャのユニホームを買いに行った帰り道カレー屋さんに寄った二人、お姫様抱っこで普通に入って来るから他のお客さんの大視線を浴びちゃってるんだけどまーさんは全く気にしてないのね。
交通事故の話を明るくされて顔を曇らせるまーさん、タイミング悪く彼女から電話が掛かって席を立って電話口で「愛してる？」なんて訊かれて「うん」と答えたものの「仕事中でしょ」とか話を反らしたり心ここにあらずな感じいいよね〜
席に戻ろうとするとつかさが誰かと話していて、誰なのか訊ねるけど解らないと言う。「何度会っても覚えられない人は覚えられない」軽く話されて「いつか君に声を掛けたら自分も忘れちゃってるのかな？」素直に疑問を語っちゃって、今度はつかさが顔を曇らせて。つかさもまーさんに惹かれ初めているんだね。
その夜はヘルパーさんが部屋で待っていて、まーさんの車が走り去る音を耳をそば立てて聴いているつかさが可愛い。「変な事考えないでよね」ヘルパーさんに釘を刺すつかさも超可愛い。

ボッチャユニホームを試着させられ二人並んで撮った写メを眺めて微笑み考え込むまーさん、どう考えてもつかさの引力には逆らえないみたいよ。
つかさときちんと向き合う為現在の彼女に別れ話、ビール瓶で殴られるの何回観ても衝撃だけど何の落ち度も無い彼女を一方的に振るんだからそれだけ痛い思いをしてビール瓶が割れるみたいにきっぱり別れられたってことなのかな〜と解釈してました。理屈は置いといて痛い痛いうずくまるまーさんが可哀想だけど可愛くてね〜！！
どうして？だけど何するんだよ！！とは怒れない感じを悲鳴に滲ませているのが凄いなと。
デブ猫ちゃんまで出演とはつくづく私とくとく映画じゃないかと。お煎餅をかじっただけで頭にひびいちゃってるまーさん、そんな簡単には癒えんよね。実家の縁側で頭を抱えてるのがカワユイ。
「家が近いんだからもっと帰って来たらいい」「休みに顔を出すなんて彼女もいないのか」とかなんとか母と父に愚痴愚痴言われて「どっちなんだよ」プンプン怒ってる小柳さん家の一人息子が可愛いんです。可愛いしか言ってないけど可愛いものは可愛い。
つかさから電話が掛かってニンマリ、大急ぎで実家を飛び出して、今度はボランティアの手伝い。子供達の遊び相手になってるのも可愛いぞ。
例の女の子にズバッと「付き合ってるの？」訊かれちゃって「付き合ってるよ」答えるまーさんに漏れなく惚れます。何とも言えない間に心臓バクバクだよ〜！！

遅くなったので次回に続く♪