改めて全開ガール最終回感想

だんご虫さん

ちょっと抜け殻ってました。これが終わらないと次に進めないので、改めまして全開ガール最終回感想を。
ビー太郎君とのほんわか親子関係が大好きで、どんな時も若葉ちゃんに一途な草太君が大好きで、保育園のエピソードを交えながらのほのぼのとした話の流れの中で少しづつ近づいていく二人って展開にドキドキワクワクして、8話までは今までに無いぐらい好きなドラマだっただけに、これが月9というものなのか最後の激動展開にどうしても気持ちが着いていけなかった私。
愚痴愚痴クヨクヨしてたら娘に「ドラマにそんな完璧求めてどーするの。皆そんな深く考えて見てないって。亮ちゃん最後までカッコよくて良かったじゃん!!」と切れられまして、「ごめんよ〜!!だけどもう終わっちゃったよ〜。これからどうやって生きていったらいいんだよ〜!!」「私だって月曜日を楽しみに頑張ってたんだから!」亮ちゃん馬鹿な母と部活と勉強で忙し過ぎて情緒不安定な娘の号泣抱擁なんてのがありまして、結局ドラマが終わってしまって寂しいって話。
脚本家さんによると9、10話の展開は狙いだったそうで、そんな理由で草太君のイメージを急降下させて、無駄に時間を費やして、もっと大事にするべき必要なシーンが丸ごとカットされたり短くなったんだとしたらやっぱり残念。考え方はそれぞれだけど、ビー太郎君と結局別れることになるのとそよこさんと付き合うのは未だに違うと思ってます。
8話までは隙があれば何度でも観返したいドラマだったんだけど、私にとって9話、10話はブラックホールだぜ。諸々悔しくて後ろ髪引かれる〜。
なにはともあれ最後の愛情だだ溢れおでこコッツンコは後世に残る可愛らしさだったし、めでたしめでたしで良かったです。


それではクドクドと…
ビー太郎君との橋でのお別れシーン、亮ちゃんがビー太郎君に説明してた「悲しいのに悲しくないフリしてんねん。でも悲しいねん」が上手く表現出来なくて泣いてるビー太郎君を怒ったり励ましたりして撮ってたお別れ会のシーンがまるごと無くなってるから、辛いけど笑顔で行くって決意が伝わりずらい気がして、お別れ会シーンでは草太君とビー太郎君のどんな会話があったんだろうね。
それでもやっぱりオイオイ泣いちゃったよ。「おとうまたな」って抱きつくビー太郎君を愛おしそうに抱きしめて、完全涙声で「またな」な草太君、「おとう何で泣いてるんだ。オイラもう絶対泣かないぞ。だからおとうも二度と泣くな。泣くなら嬉しい時に泣け」と言うビー太郎君に「嬉しい時にか、そうだな」顔を上げてビー太郎君の顔をしっかり眺めて、「じゃあな」と離れるビー太郎君を「行って来い」みたいに送り出して「ビー太郎またな!!」精一杯の笑顔で手を振る草太君、これでお別れなんてやっぱり嫌だ。ビー太郎君の親権問題は8話で終わりで良かったのに。


桜川先生に取って代わる策略失敗の新堂先生、桜川先生の温情でニューヨーク代表を任命されて若葉ちゃんもニューヨーク勤務を命じられたけど、プライドを傷つけられた新堂先生が事務所を辞めて婚約も解消すると若葉ちゃんに告げると「最後まで添い遂げます。一緒にマンハッタンの鷹になりましょう」と新堂先生の手をしっかり握る若葉ちゃん、そんな若葉ちゃんの気持ちに打たれた新堂先生はサプライズパーティなんて企画根回しして颯爽と去ったりして、すっかりいい男〜みたいな印象になったけど、純粋に若葉ちゃんを愛してたというのは無理があると思うの。
始まりは単に珍しいタイプだから面白くて気にいったくらいで、頭も切れるし性格的に信頼も置けるし仕事をする上でのパートナーとしては申し分なくて、野心の為に早期に結婚しないといけない事情もあったようで、邪魔な草太君を非情な言葉で排除したけど、策略失敗ですぐに結婚する必要も無くなって若葉ちゃんの自由にしていいよと言ったところ、健気にも添い遂げると言ってくれた若葉ちゃんに初めて情を感じて、好きな子を忘れられなくてメソメソ泣いてた可愛い女の子の為にお金持ちで大人の余裕で幸せをプレゼントしてあげよう〜くらいな感じじゃないかと(怒られるかな)


ル佐藤にやって来たそよこさんに「こんばんわ〜♪」な草太君が可愛い。流石に随分慣れた感じなのね。
若葉ちゃんの結婚式に欠席すると知って草太君の気持ちに疑問を感じるそよこさん、自分と一緒で幸せで草太君が若葉ちゃんが好きだったのは過去のことだとしたら当然何の抵抗も無く結婚式だって出られる筈で「だってどう考えてもオカシイでしょ」と言うのも頷ける。
自分に振り向いて欲しくて必死だったときは見えなったものが、付き合うようになって初めて見えてきたのか、自分を一番に好きじゃないと解ったら一緒には居られないという気持ちには全く同感で「でもだんご虫はあなたを・・」若葉ちゃんの問いかけに「必死に愛してくれると思います。でもそんなの欲しく無い」ってそよこさんの切ない言葉良かったけど、ちゃんと付き合っているなら、草太君に面と向かって気持ちをぶつけて欲しかった。そして草太君が間違いに気付いて謝るという場面があったら良かったな。そよこさんのひとり舞台で置き手紙で片付けられた草太君の立場はどうなる?
「違うっていってるっしょ」そよこさんがそんな風に考えちゃうことを意外に思って出ちゃった草太君の強めの言葉、そよこさんの言う通り草太君は無意識に自分の気持ちに蓋をしてたんだね。


若葉ちゃんの気持ちを確かめる目的もあったのか業と草太君のことを悪く言ってフランス行きを止めると話すそよこさん、「だんご虫はだんご虫なりにいつだって真剣なんです。そよこさんのことをちゃんと考えて、あんなに人のこと思ってくれる人はいません。ただほんの少し不器用なだけなんです。絶対に手放しちゃいけません!!」慌てて草太君を庇う若葉ちゃんの言葉に二人の絆を確認しちゃって絶句、「ますます決意出来ました。私はやっぱり何が何でも草太さんが嫌いです。私が草太さんを嫌いな一番の理由は、草太さんが好きなのが今も私じゃなくて鮎川先生だからです」思いを振り切るように強く宣言するそよこさん。そよこさんなら自分を一番好きだって人をすぐにでも見つけて幸せになれると思うよ。


「ただいま〜」一人きりの暗い部屋に帰る草太君、ビー太郎君の名前を呼んでビー太郎君の部屋を覗いて「居る訳無いか・・」って寂しい〜。
そよこさんの置き手紙を読む草太君の横顔が寂しそう。手紙の内容を勝手に解釈すると、草太さんが好きで一緒に居たいけど草太さんの心の中に自分はいない。自分が草太さんを想っていればいいといいと思っていたけどそれはひとりよがりな気持ちで相手の幸せを考えていなかった。だからもう一緒にはいられません。自分の気持ちに一生懸命向き合って下さい・・こんな感じ?
そよこさんに振られたからひとりでフランスに行くとイクメントリオに報告する草太君、「しかたないっす」としか言いようがないよね。
結婚式の若葉ちゃんへ伝言はないかと聞かれてちょっと顔を曇らせてから「よろしくお伝えください。心からおめでとうって」笑顔な草太君、例えそよこさんの手紙で自分の気持ちに向き合ったとしても、これから結婚する人を奪いに行ける訳はなく、厨房を手伝いながら時計を見て「そろそろか・・」って呟くのが切なかった。


「だんご虫が今も私を・・・」草太君が自分の事を今でも好きだと知って決意グラグラの若葉ちゃん、チビ若葉ちゃんとの対話可愛かったな。
「違う違う!いまさら〜!!」例のごとく迷いを否定するとチビ若葉が現れて「そんな大人になりたかったんじゃない!!間違いに気付いたんなら引き返してもいいんじゃないの。もういっぺん己に向き合ってみろ!!」どーんと問題提起。正に己に問われている形だな。
『自己に問え』という張り紙を真剣に見つける若葉ちゃん、己に向き合って自分が弁護士になろうと思ったルーツも思いだしたのか、最後に桜川事務所を辞めるのは庶民の味方になる為だよね。


結婚式場の控室でウェディングドレス姿の若葉ちゃんをとても綺麗と素直に褒めてシッター業務が終ることが寂しいと話す日向ちゃんに「あなたは私にとって親友です」って若葉ちゃんの言葉良かったな。正にそんな感じ。どちらかと言えば精神年齢は若葉ちゃんの方が下だったもんね。
若葉ちゃんのこれまでを振り返って頑固だ意固地だと大ダメ出し大会、「ようやく自分の思いに気付いたと思ったらまたまた捻て〜」って可笑しかった。
「でもそんなあなたにも素敵なところがあります。私や誰かの為にひとつとして手抜きなく全力で向かってくれたことです。一番守りたいのは誰ですか?一番大切な人は…」日向ちゃんの精一杯の問いかけに新堂先生に話さなくちゃと走り出す若葉ちゃん、だけど結婚式場には誰もいなくて、マカロンタワーを運んで来た草太君とバッタリ、「どうしてあなたがここに?」「どうしてって若葉さんこそ!?」ビックリマーク同士の二人可愛いかった。いつでも間が最悪だった草太君と若葉ちゃん、皆の強力後押しでやっと向き合えた瞬間だよね。
自分だけでニューヨークへ立つという新堂先生からの電話「じゃあ後は君らでヨロシク」って捨て台詞格好良かったぞ。
事情が解らなくて不思議顔の草太君に若葉ちゃんのからの告白、「私はキスから何も始まらないと言いました。でもあれは大きな間違いでした。そしていつのまにか、ずっとだんご虫さんを思い続けて来ました。ずっとずっと…草太さんを、頑なに愛しています。私と私と・・・結婚して下さい」若葉ちゃん頑張った!!草太さん呼びがいい響き。
告白の途中からすっかり涙目でやっぱり涙腺決壊しちゃう草太君、ポロポロ涙をこぼしてまたもや完全涙声で「すみません。ビー太郎と約束したのに」、涙を拭って「でもそのプロポーズはお断りします。俺からプロポーズさせて下さい」ってぎゃ〜カッコイイ〜!!そんなことだと思った〜!!落ちつけ自分。
「こんな言葉こっぱづかしいですが、僕も若葉さんを愛してます。たいしたこと出来ないけど、一生守りつづけます。それだけ自信があります。だから俺と…結婚して下さい」表情も言い方も好き過ぎて心臓バクバク、破裂しそうなぐらいよ。こっぱずかしいって言葉にちょっぴり?だったけど。
手を出した草太くんの手を若葉ちゃんがにぎって「はい」って返事、照れ臭そうに幸せそうに微笑み合うなんて似合いのお二人さん。苦節3カ月、両想いになった瞬間だものね。3カ月の間に色々なことあり過ぎでしょ。
「おめでとう!!」ギャラリーがワラワラ飛び出してきて、スーツなのに竹刀振り回してる園長先生に笑った〜!!若葉ちゃんのお父さんもいて草太君の手を握って「もっけだも〜」に感動。草太君なら本当のお父さんのように大事にしてくれそうだよね。
桜川先生手配のブライベートジェットで文字通り飛んで来たビー太郎も現れてビックリな草太君、久しぶりの父子の抱擁も感動的。
改めて若葉ちゃんの手を取って「俺、修業に行って来ますけど待ってて下さい。だんご虫はだんご虫でも胸を張った、だんご虫になって帰って来ます」という草太君に頷いて微笑む若葉ちゃん、ビー太郎君が「おとうチューだ!チューだ!!」と囃し立てて、若葉ちゃんを抱き上げて、ドキドキはむはむチュウ、沢山我慢したし男としてそこはガッツリ行っとかないと〜。
ここでは初々しく軽い感じで、再開した時に会えなかった分激しく〜っていうのも良かったけど、おでこコッツンコは捨てがたい、何なら連続技でもよろしくってよ。予定通りその日の夜にフランスへ旅だったのかな?別れの場面覗きたかった〜!!
「自分の目指す道が解りました」桜川事務所に辞表を出す若葉ちゃんに素っ気ない桜川先生だけど何気に涙目、桜川先生は最後まで素敵だったね。だけど草太君の言葉で目を覚ましたんだったよね〜。
一年後それぞれの場所で頑張ってる皆にほのぼの、小さな事務所に転職して頑張ってる若葉ちゃん、草太君が内緒でル・シャトウを作っていた理由付けの為?自分達の夢を手にするまではお互い連絡を取り合わないって約束してるとか何で〜!?ビー太郎君みたいにメールでも電話でも毎日して励ましあったり気持ちを確かめあったらいいのに。
若葉ちゃんが新しいお仕事の依頼場所を尋ねるとそこには旧飯処佐藤、現在はビストロ、ル・シャトゥが。不思議そうにドアを開くとそこには「いらっしゃいませ」と笑顔の草太君が佇んでいて、会いたいのをじっと我慢していた大好きな人が突然目の前に現れた驚きと喜びで漏れた、ちょっと泣きそうな「だんご虫」が可愛いかった。
「座って下さい。お客様第一号です」優しく席に案内され席に着く若葉ちゃん、そしてぎこちなく目を合わせる二人、大好き同士が一年振りに会ってすぐにでもがば〜っと抱き合いたいってぐらいのフワフワな雰囲気なのに「まずは飯でも」ってドキドキするね。
周りを見渡して現実を確かめて嬉しさが込み上げてくる若葉ちゃんにル・シャトゥ自慢の一品、リヨン風醤油飯を運んでくる草太君。若葉ちゃんに食べさせてあげたくてせっせと思考錯誤したんだろうな〜、可愛い奴❤
こんな時でも出ちゃうよ若葉ちゃん節、こんなの邪道だ的発言の若葉ちゃんに「じゃあ俺が」と代わりに食べてあげる草太君のスプーンを奪ってパクっと一口、二人で「美味っ」っておでこコッツンコが堪らなく可愛くてジタバタしちゃう。
食事した後お店を出て手を繋いで草太君ちに帰ったのかな〜?等々その後は妄想の世界へ。若葉ちゃんも仕事中だからそれは無理か。堅く結婚を約束した離れ離れの二人がやっと会えたんだからそこは何でもアリってことで〜。
デレデレ愛情いっぱい幸せいっぱい溢れる笑顔をもっともっと見たかったです。多分無理なんだろうけど出来ることならスペシャルドラマで全ガファンスッキリなんてのどうでしょう?フジテレビさん。
今年の夏は「全開ガール」のお陰様で大層気持ちが忙しかったな〜!!亮ちゃん、皆様ありがとうございました!!!
次はもっともっと素敵な作品に出会えますように。次が出来るだけ早く来ますように!!!
役者さんとして魅力が加速して行く亮ちゃん、俳優部門の亮ちゃんにはもっともっと高いところに行って欲しい。私はそれをず〜っと見守りたいのさ。
ではまた(^^ゞ