「オルトロスの犬」最終話・望み

オルトロスの犬」最終話の視聴率は9・5%、宣伝活動も微妙な中、頑張ったよね。うんうん。
感想がすっかり遅くなってしまいましたが、今週から、もう涼介さんに会えないのかと思うと、心に木枯らしがひゅーひゅーと。寂しいです。


最後の土手のすれ違いは、それぞれ助かった二人は同じ空の下、普通の人間として頑張って生きているということなのよね?
それとも竜崎は密かに近くに居て、涼介のことを見守り続けているって事なのかな?
水中で力を使ったときに、不思議な力で竜崎の傷も治り、助かった二人は陰ながら支え合って生きている、なんてのもありかな?
亮ちゃんが最終回予想で言っていたように、最後の最後で視聴者に委ねるような終わり方。
ついでに3年後ぐらいの設定で渚と結婚していて、みおちゃんにお父さんなんて呼ばれてたりしたらドキドキだったな〜なんて。
色々辻褄が合わないことは多いけど、二人が生きてて良かった!
また碧井先生に会えたもの。こんなに嬉しいことはないです。
涼介さんは最初から最後まで、美しくて、カッコよくて、色っぽくて、誰よりも優しく可愛い、本当の天使でした。
最後なので「碧井涼介ダイジェスト」で。


神父さんの臨終、目を覚ました涼介。点摘の器具を無理やり引き剥がし駆け寄る姿にドキドキ。乱れた姿がカッコ良過ぎ!
「鬼の手は神の力を消し去れ、それが指名」涼介に告げる神父、巽。
「どういう意味ですか?何で俺の力を」混乱する涼介。
「涼介・・あいつを救ってくれ。救えるのはお前だけだ」この言葉を残し亡くなる巽、驚きと戸惑いの中、涙で見送る涼介。
「何で治さなかった。何とか言えよ!」竜崎に掴み掛かる涼介。助けた礼を言えと毒づいて立ち去る竜崎。
沢村に本当の父を見殺しにしたと教えられ、混乱する涼介「俺の本当の父親?」
実家を訪ね、入水自殺しようとした母から涼介を委ねられた過去の事実を知り、家族と血が繋がっていないことを知る。
「お前はうちの子だ。父さんと母さんの息子だ」と力強く言う父、頷く母。
「僕は本当に幸せだと思う。でも今はまだ気持ちの整理がつかない・・アパートに帰るよ。ひとりで考えたい・・ありがとう。この家の子で良かった」笑みを浮かべ家を出る涼介。


「力を使うのを止めようと思う。その前に希望する全員を治す。代わりに何をしてくれるか答えを見つけてここに来て下さい」竜崎のテレビ放送を見ながら、お守りに触れ、一心に何かを考えている様子の涼介。


榊大臣、熊切父と三者会談の沢村「究極の兵器を完成させるチャンスだとお考え下さい」目がいっちゃってます。恐ろしい〜。


その沢村を訪ねる涼介。非情になろうと決意した時は碧井涼介の勝負服、黒のレザーを着るのね。クールな顔に低い声が激しくカッコいいよ。
竜崎を殺すのが指名だと告げられ、「僕の手で殺せるのは竜崎だけじゃありません。竜崎を殺すかどうかは自分で決めます。その前にあなただ」背後から沢村の背中に触れる涼介。
ちょっと混乱するだけで、一度だって沢村に騙されたことなんて無いよね。賢い蒼井先生ですもん。
渚が突入して来て「あなたの力を使う必要はない。沢村は自分が逮捕する」と訴える。
「竜崎が場所と時間を発表した」という沢村の部下の一報があり、一瞬気を取られた涼介は突き飛ばされ、拳銃を突きつけられしまう。
「場所は福島県龍谷ダム。時間は明日の正午」竜崎のテレビ放送に注目する一同。
「竜崎を葬ることがお父さんが果たせなかったあなたの指名です」涼介の肩を叩き、立ち去る沢村。
「沢村の言いなりになるな」という渚に「違います。僕は僕の意思でこの力を使うんです」強く言い切る涼介。
龍谷ダムまで送ると申し出た熊切父に頷いて部屋を出て行く。
父の墓の前に佇む涼介、「鬼の手は神の手を消し去れ、それが指名」父の言葉が頭をよぎる。
迎えの熊切父の車から、熊切息子が降り立ち「自首することにした」と告げる。
「息子さんの帰りを待ってあげて下さい。それがあなたの役目です」沢村を狙って拳銃を懐に忍ばせた熊切父を諭し、車に乗り込む涼介。この時の顔がカッコ良すぎてヤバイ。
龍谷ダムへ到着、熊切父に「竜崎を殺すのか?」と問われ、何も言わず頭を下げて歩き出す涼介。
白川さんから熊切息子が誤りに来たとの電話。「先生このままどこかにいなくなったりしないよね?」不安そうに尋ねる白川さんにも何も言わず再び歩き出す。
人垣を掻き分け竜谷ダムにたどり着く涼介。竜崎と対面する。
「待ってたよ先生」ここではまだ先生呼び。
「お前には2つの選択肢がある。ひとつ、この場で俺を殺す」
「もうひとつは?」
「お前の力を世界に知らしめ、俺と共に神になる・・神となって世界を変える為には心を捨て非常になることだ。俺たちはここから始まるのか、それともここで終わるのか、2つにひとつだ」
「神になるっていうことは人としての感情を捨てることか?人を思いやる気持ちや誰かを愛すること、親子や兄弟の絆を捨てるってことか?もしお前がそれを望むなら・・俺はお前を殺す」竜崎の首に手をやろうとする涼介。
渚が現れ竜崎と兄弟だと伝えようとするが、涼介が制止する。
「知ってたよ。あんたの愛は深すぎる。全ては俺のために・・。あんた俺の兄貴なんだろ?」
「あんたは俺にこの力と向き合わせようとした。人に利用されずに生きて行く術を教えようとした。特別な力を持ってしまったもうひとりの人間として・・ただひとりの兄として」瞳に光る涙。
「これが俺に与える最後の試練・・。いや、望み?だとしたら逃げるわけにはいかない。この悪魔の手で神の手を葬り去る」
竜崎の首に手をかけるが躊躇う涼介。悩み苦しんで出した答え。いざとなると決断出来ない。
「早く俺を殺せ!・・俺を普通の人間に戻してくれ」懇願する竜崎。結局手を離してしまう涼介。
「なぜ殺さない!」沢村がライフルを持って猛然と現れ、狙われた竜崎を庇って肩を打たれる涼介。肩に衝撃を受けて倒れるところがリアル。
すぐに傷を治そうとする竜崎。「治さなくていい。約束しただろ。もうその力使うなよ・・」苦しみながらも拒む涼介。傷ついた涼介さんはやはり美しい。
その竜崎もお腹を打たれてしまう。逮捕連行される沢村。
「竜崎?」心配そうな声と表情が可愛い涼介さん。「お前こそ大丈夫か」お互いを心配しあう兄弟。
「俺のことより早く自分のこと治せよ!馬鹿いってんなよ!」涼介の切ない叫び。
「やっと分かりあえた(ここはちょっとお芝居臭め)・・小さい頃、孤独だった僕を救ってくれたのは、母さんとおまえの笑顔だけだった。あの頃に帰りたい。涼介お願いだ、おまえの力で早く俺を楽にしてくれ。もう終わりにしたいんだ・・」
兄の懇願に切なそうに一度うつむき、再び力を使おうとする涼介。肩が痛くて手が上がらない。嫌なことに根性は出ないよね。
「世話の焼ける弟だ」結局涼介の傷を治す竜崎。「兄貴・・」切なすぎる涙。美し過ぎるよ〜。
涼介が手をくだす前にダムから落ちていく竜崎。手を掴む涼介。
「離せよ・・」
「何言ってんだよ。やっと分かり合えたんだろう?二人なら生きていける」必死で手を握る涼介。
支えきれずに一緒にダムに落ちるふたり。
水中で兄の声「お前の力で死にたい・・伝説通りに・・」
ついに力を使う涼介、離れて行くふたり。渚の悲鳴。



一年後・・。先生に戻っている涼介。生徒にまたもや「蒼井っち」と呼ばれている。今度は共学なのね。
「ジュース奢ってよ」なんて言われて「え?何で?」なんて可愛いの。
教室で渚と竜崎の話をする涼介。
「竜崎のことだけど・・龍谷ダムから彼の遺体は見つからなかった。あなたは伝説どおり彼を?」
「あの伝説は間違ってたんじゃないかって今は思います。“鬼の手が神の手の力を消し去る”それは僕が兄を殺すという意味じゃなくて、僕が兄の力を消し去るって意味なんじゃないかって・・」
「じゃあ、竜崎は神の手を無くしたの?」
「僕の力ももう・・」
「消えたの?」
「わかりません。でもそんな気がするんです。神の力を消し去って、僕の力も、もう役目を終えた」
「僕には教師の仕事しかありません。子供たちは毎日少しづつ成長して行きます。その背中をこの手で押してあげるんです。それが今の僕の役目です」清々しい笑顔の涼介さん。微笑み頷く渚。
それが涼介さんのつぐないですね。


土手を歩く涼介。捨て犬を見つける。頭を撫でて「いい人に拾われるといいな。ごめんな・・じゃあね」声を掛けて歩き出す。強くなったね涼介さん。
どこからともなく竜崎が現れて怪我をした子犬の手を握ってみる。「家へ来るか?手当てしてやるぞ」子犬を抱く竜崎。
夕焼けの土手を反対方向へ歩いていくふたり。終わり。


曖昧ですが余韻の残るなかなか良い終わり方だったな〜と。続編無いかな?映画化の予定はやっぱり白紙?
いい知らせを待ってるよ〜〜!!


☆結局長々とごめんなさい。お星様お礼です。
NEWSのDVDが11月4日に発売されるそうで、亮ちゃん誕生日の前日ですね〜。めでたい!!∞の次はNEWS!寂しがってる場合じゃないですね。
25日「オルトロスの犬最終回・・とうとう今日」に。
mayoさん、朔さん(亮ちゃんが褒められることが何より嬉しい親心?)、h_i_r_oさん(とうとう終わってしまいましたね。どうしよう(._.))
furabonさん、izmさん(亮ちゃんの涙、美しかった〜)、ryonさん、yukorinrin_8_1さん、cha-aさん(亮ちゃんに甘いヒナちゃん本当に大好きです♪)
himeさん、kさん、RIRIさん、naomamaさん(2つもありがとうございます)、richaさん、いつもありがとうございます。たくさんの勇気と元気を頂いています(*^_^*)
ヒナちゃんの通信簿、的を得ていて可笑しかったですね。
一緒だととっても安心な保護者さん、新しい番組でも一緒のロケなんてあるのかな?楽しみですね。


「秋晴れ」に、riyoingさん、h_i_r_oさん(最終回2時間スペシャルにきむたく〜)
cha-aさん、himeさん、izmさん(熊蜂に2つありがとう♪)、うさこさん(生番宣無いのはとっても寂しかったですね〜)
kさん、platinumRさん、mayoさん、RIRIさん、naomamaさん(きむたく〜!(#^.^#))、朔さん(熊蜂本当に可愛いんです♪「にぃに」で出てきた時は本当に嬉しかった!)
皆さん、ありがとうございます!!花壇のお花も冬支度の季節です。春が待ち遠しい。次のドラマ早く来い!(こればっかでごめんなさい)